クリニックブログ

こんにちは。

ひしかわ歯科矯正歯科　管理栄養士のよしまつです。

今回は、2024年6月3日～6月7日に行った「トライやる・ウィーク」についてのお話です。

「トライやる・ウィーク」とは、兵庫県下の中学生の社会活動として実施されている職場体験事業で、今回は神戸市内の中学校の生徒2名の受け入れを行いました。

ひしかわ歯科矯正歯科が用意した職場体験カリキュラムとして、地域医療を行う歯科医院の役割をお伝えしたり、当院で普段行っている業務をたくさん体験していただきました。

 

初日は、矯正歯科担当の西村先生の指導のもと模型作りを行いました。

参加してくれた生徒さんお二人とも矯正治療の経験があり、自身の歯形を取る経験はあったようでしたが、歯型に石膏を流したり模型がどんなふうに出来上がるか等は知らなかったとのことで、楽しんで取り組んでくれました。

 

2日目は、当院で行う離乳食教室の運営を手伝っていただきました。

お二人とも兄弟はいるものの乳幼児とふれあう機会はあまりないようで、たくさん遊んでくれ、お子さん達も歳の離れたお兄ちゃんができたみたいで嬉しそうでした。

 

3日目は、技工物の作製でお世話になっているいればやさんの熊谷社長がお越しくださり、歯科技工士のお仕事についてお話ししてくださいました。

どのようにして被せ物や入れ歯、マウスピース等の技工物が出来上がるのか、実際に作っている様子も動画で見せていただいたりしました。

なかなか見ることがないので、生徒さんだけでなくスタッフも勉強になりました。

生徒さんには、なんと初日に作製した模型から作製したマウスピースのプレゼントも！🎁

お二人ともスポーツをしているので、とても喜んでくれていました。

お忙しい中、ご足労いただきましてありがとうございました✨

 

最終日は、口腔内スキャナーiTeroを使って自分の口腔内を見てもらったり、歯科衛生士に患者役になってもらい歯ブラシ指導等の体験をしていただきました。

歯ブラシ指導では、染め出し液で歯の汚れを染め出して磨きフロスを通してもらいました。緊張しつつもとても上手にできました！

その後、院長から社会人としての心得をお話ししていただき「トライやる・ウィーク」は終了。

かと思いきや、西村先生から模型のプレゼントが🎁

部屋に飾ります！とマウスピース同様とても喜んでくれました。

 

当院としても初めての試みでしたが、1週間を通して何事も楽しんで取り組む生徒さんの姿をみて、たくさんの元気と刺激をいただきました。

今回ご参加いただいた生徒さんからは、「歯に関わる仕事に就きたい」「歯科医院の仕事は面白いと思った」「歯ブラシ指導体験が楽しかった」など、将来に向けた思いや歯科医院に対するイメージの変化などを聞くことができました。

限られた時間内での体験学習でしたが、中学校では学べない体験ができ、有意義な時間を過ごしていただけたのではないかと思います。ご参加いただいた生徒さん達の今後の学校生活や暮らしの中で、ひしかわ歯科矯正歯科で体験したことが活かされることを願っています。

ひしかわ歯科矯正歯科では、地域医療・地域社会の連携を深めていくための活動に、これからも参加してまいりたいと思います。