クリニックブログ

皆さん、こんにちは。

口の中の写真を撮られている、ひしかわ歯科クリニック院長の菱川です。

 

撮られながら、真顔で自撮りをしています（笑）

 

 

なぜ撮られているかと言うと、

新しく仲間に加わったスタッフの「口腔内写真の実習」にお付き合いしているからです。

診療後、残って練習をするとのことで患者さん役として立候補しました。

 

主任衛生士指導のもと、熱心に練習する2人。（真剣な眼差しが素敵！）

練習風景を主任が撮影したので、肝心の主任が写っておりません…。

 

 

 

ひしかわ歯科クリニックでは、全ての患者さんの口の中を、初診時、検診時、治療の必要に応じて撮影しています。

一眼レフカメラで撮影した写真（恥ずかしなら私の口の中（照）

 

 

 

他にも、マイクロスコープで拡大したものを写真に撮ることもあります。

 

マイクロスコープで撮影した、破折した歯牙の写真。

「歯が割れているので抜歯です」と診断するのであれば、このような写真をお見せしてからが礼儀かなと思っています。

 

マイクロスコープで撮影した、根の治療中の写真。

レントゲンと、口腔内の写真、模式図などを使って、極力わかりやすい説明を心がけています。

 

これらを、実際に患者さんの前に示し、一緒に見ることでお口の中の理解を深めていただいています。

 

 

口の中を撮影することで、ひと目見ただけではわからない細かな問題に気づくことができます。

また、記録を比較することで、改善や悪化している様子を客観的に判断することができます。

 

当院では、口の中の写真を撮ることをとても大切にしており、

撮影するスタッフによって、質にばらつきがないように練習や試験を行っています。

 

今回、患者さん役を体験したことで、撮られる側の患者さんの気持ちもよくわかりました。（長時間は辛い(笑)）

引き続き、患者さんの気持ちを理解できる優しいクリニック、医療者でいられるよう精進して参ります。